経験談あり|家賃と住人のモラルは比例する納得の理由を解説

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新生活のために物件を探す方や初めての一人暮らしを考えている方向けに、物件探しで気にかけておいてほしいことをまとめました。

まずは希望条件の優先順位を決めておく

希望条件のリスト

まず、初めて物件探しをする人が陥りやすい最初の問題があります。
それは、「希望する条件が多すぎて物件を決められない」という問題です。

好条件の物件には誰もが住みたいと思っているので、全ての希望が叶うことはないと考えて探す必要があります。
(家賃の上限を大幅に上げれば見つかる可能性もありますが…)

選択する希望条件例

築浅、家賃、間取り、風呂トイレ別、2階以上、角部屋、防音、ペット可、造り(木造・鉄骨・鉄筋コンクリート)など

私の経験では、絶対に譲れない条件を5つ書き出し、他の希望条件は付いていたら加点するという方法で物件を探しました。

時間に余裕がある人は、数日掛けて複数の物件を見比べることも可能かと思いますが、1日で決めないと行けない場合は不動産屋が選んだ物件の中から決める必要があります。

そのため、事前に譲れない条件をまとめておき、あればラッキーと妥協できる条件と合わせて不動産屋に伝えると内覧までスムーズに進むことができます。

ここで重要になってくるのは、「あなたが妥協できる条件は何か」という点をまとめておくことが鍵になります。

家賃について考えてみる

家賃について色々考える

物件を探す際、最初のうちに決めておかないといけないのは「家賃の上限」です。
仮に、気に入った物件を見つけたとしても、家賃が想定よりも高かった場合には諦めないといけません。
(それでも住みたいと思える物件でしたら、一度お財布と相談して決めて下さい。)

一般的に家賃の目安は、「月収の1/3」と言われていますが一部誤りがあるように思っています。
例えば、月収20万円(=家賃6万円)と30万円(=家賃10万円)では4万円もの大きな開きが存在します。

そのため、十分な月収が見込める人は「月収の1/3」でいいと思いますが、最初は「月収の1/4」で探すことも選択肢に入れてみると色々な物件が見つかると思います。

ここで少し考えて見て下さい。

クイズ

Q. 家賃20万円の物件を候補に入れる人は、どれくらいいるでしょうか。

月収の話に照らし合わせると、少なくても60万円以上の収入が必要になってくるので候補に入れる人は限られてきます。

それでは、家賃5万円の物件の場合はどうでしょうか。
この場合は、月収15万円の人が候補に入れると考えられるため、先程の月収60万以上の人も候補に含めることができます。

つまり、「安ければ候補にいれる人が増え、高ければ減る」ということです。
イメージとしては、ピラミッドを思い浮かべて頂き、「縦軸は家賃」「横軸は人口」としたとき、下の方は家賃が低いので候補に入れる人が多いですが、上の方は家賃が高いため候補に入れる人が減っていきます。

残念ながら、家賃が相場よりも安い場合は色々と妥協しないといけない条件が多く出てくるかもしれません。

【重要】「家賃」と「住人のモラル」は比例する話

世間にはいろんな人がいるということ

家賃は、毎月必ず支払いが発生する費用なので家計への負担が大きくなります。
そのため、物件探しをしている段階で少しでも家賃を抑えた条件で探しがちですが、ここで気をつけてほしいことがあります。

あなたが希望する家賃が払える人は、どういう人が考えられるか」ということです。

その物件が、大学生が候補に入れるのか社会人が候補に入れるのか子育て世帯が候補に入れるのかなどを考えてみましょう。

例えば、「大学生が住むなら夜な夜な遊んで煩いかも」「子どもの夜泣きが気になってしまうかも」といった問題が考えられます。
その場合、周りにどのような人が住んでいるか不動産屋に聞いてみると教えてくれる場合があります。

また、気に入った物件があったら、ご近所トラブルや騒音トラブルなど起こっていないか確認するようにしましょう。

ほとんどの場合、不動産屋が大家や管理会社に問い合わせてくれるので答えられる範囲で知ることができます。

経験談

私は、家賃を抑えたばかりに騒音問題や住人のモラルが低いといった物件に住んでしまった経験があります。
そのため、「その物件に住んでいる人のモラルは家賃に比例する傾向がある」と思いました。

まとめ

個人的な経験談が入っているため、誰しもが問題に直面するわけではありません。

そのため、心配しすぎたり選びすぎたりすると物件が決められないので、初めて一人暮らしをされる方は、楽しんで取り組んでみると納得する物件と出会えると思います。

物件探しは「一期一会」と言われています。生活するイメージができたら運命かもしれません。

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