血圧/美容/アレルギー予防|チョコレート効果で健康になろう

ライフスタイル

この記事は、次のような方におすすめです。

  • チョコレート効果が気になる
  • 健康に良いと聞いたことがあるけど実際は?
  • 頭痛持ちだけど食べて大丈夫か気になる

カカオ豆の特徴

みなさんは、普段からチョコレートを食べていますか?
チョコレートは身体に良いという話を聞いたことがある人もいるかと思います。

チョコレートは、発酵・乾燥させたカカオの種子(カカオ豆)を焙煎し細かく粉砕して練り上げた食べ物です。
カカオの実は、ラグビーボールほどの大きさ・形状しており、重さは1つ250g〜1kg弱、1つの木から30〜50個ほど実をつけます。

生産国一位は、コートジボワールですが日本が輸入しているカカオ豆の最大輸入国はガーナです。
理由は諸説あるようですが、安定した生産力・品質・輸入ルートが見込めるからだと言われています。
年々、カカオ豆の生産量は高まっており共有余剰の傾向にあります。

チョコレートが身体に良いと言われている理由は、カカオ豆の成分「カカオポリフェノール」という抗酸化物質が好影響を与えているからと言われています。

では、「チョコレートを食べると何が良いのか」「リスクはないのか」などチョコレート効果についてご紹介します。

ポリフェノールの効果1:血圧の上昇を抑える

実は、血圧が上昇すると様々な身体的リスクが高まりますが、カカオポリフェノールをとることで血管を広げる作用が期待できることがわかっています。
血管が狭くなり、血の巡りが悪くなった箇所に作用し血管を広げて上昇を抑えるようです。

ただし、全てのチョコレートで効果が期待できるわけではなく、高カカオチョコレート呼ばれているカカオ成分70%以上のものが対象になります。
チョコレート菓子が好きな人は、普段食べているチョコレートのカカオ率を確認してみましょう。

ここで、気をつけないといけない点についても触れておきます。

カカオポリフェノールは、血管が拡張して片頭痛を誘発する恐れがあるため頭痛持ちの方は注意が必要です。

たくさん食べても大丈夫な人もいれば、少量でも頭痛を感じる人がいるため自分にあった適正量を知っておく必要があります。
気になる方は、頭痛に関する記事も合わせてご確認下さい。

ポリフェノールの効果2:美容効果

みなさんは、活性酸素という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
活性酸素とは、呼吸によって取り込まれた酸素の一部が酸化した状態のことをいいます。

実は、肌トラブル原因の1つがこの活性酸素によって引き起こされています。

ポリフェノールには、抗酸化作用があると言われているため活性酸素の働きを抑制しトラブルを防ぐことが期待されています。

チョコレート類を食べるとニキビができる、肌が荒れるという経験をされた方もいるかもしれませんが、チョコレート自体に肌荒れを起こす効果はなく、その原因のほとんどが食べすぎやチョコレートを使ったお菓子に付随するものと考えられます。

ポリフェノールの効果3:アレルギー予防

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、抗アレルギー効果があるためアレルギーの予防や症状の緩和などが期待できます。

花粉症は、体内に侵入してきた花粉に対して免疫が過剰に反応してしまった場合に、目のかゆみや鼻水といった症状が出ますが、これら症状を抑える効果がチョコレートにはあるということです。

ただし、チョコレートが作られる工程で砂糖やミルクなどが調合されるため、これらアレルギーを持っている方はチョコレートを控えた方が懸命です。

事前に、ご自身がどのアレルギーを持っているか検査しておくと安心できると思います。

バレンタインに最適な「ルビーカカオ」

カカオに関するトリビアを1つ。
カカオ豆の中には、真っ赤な実をつけるカカオ豆がある。

通称「ルビーカカオ」と呼ばれており、カカオの種子が着色料を使っていないのにピンク色の豆なんです。
この豆を使ったチョコレートは、ブラック、ミルク、ホワイトに次ぐ「第4のチョコレート」として注目されています。
色はピンク色で味は少し酸味があり通常のチョコレートよりも少し割高となっています。

この自然なピンク色と酸味を生かして、ソフトクリームやチョコレートケーキとして製品化されているようです。

まとめ

チョコレートは体に良いのは確かなようですが、実際に調べてみると全ての人に有用というわけではなさそうです。
そのため、自分が患っている症状と相談しながらチョコレートを食べてみてはいかがでしょうか。

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