光回線を申込んでから開通するまでに必要な5つのステップを解説

インターネット

この記事は、以下のような方におすすめとなっています。

  • これからインターネットを開通したい
  • 開通したいけど何をすればいいか分からない
  • 光回線とは何か知りたい

そもそも光回線って何?

考える人
光回線と言われても何のことか分からないという方は、この記事を参考にしてみて下さい。

現在、インターネットが広く普及し私達の生活になくてはならないものになりました。
そのため、これからインターネットを使い始める方も多くいらっしゃると思います。

昨今のインターネットは、光ファイバーを利用した光回線が主流になっています。

光回線とは、「光ファイバーを利用したインターネット回線のこと」です。

従来は、DSL(Digital Subscriber Line)方式と呼ばれています。
この技術は、大雑把に説明すると電話用のケーブルを高速データ通信用として利用することです。
そのため、環境によって電話が掛かってくる度にネットが切断されることもありました。

光回線で利用している光ファイバーケーブルは、材質がガラスやプラスチックでできた細く透明な線の集合体なので、無理に折り曲げたりすると破損して使えなくなるくらい繊細なものです。
もし、掃除や収納する時は過度に折り曲げないよう注意して下さい。

国内には、この光回線を扱っている回線事業者が数多く存在するため、どこを選べばいいのか迷ってしまう方もいると思います。

そこで、これからインターネット回線を開通しようと考えている方向けに事業者を選ぶ際の注意点や申込みから開通までの期間を5つのステップに分けて解説したいと思います。

光回線を開通させるまでに行う手順

チェック項目
開通するまでの5つのステップを解説します。

それでは、光回線を利用するためには申込みから開通までどれくらいかかるものなのでしょうか。
大まかに分けると、以下のようなステップが必要です。

  1. 光回線の事業者を選ぶ
  2. 光回線の提供エリアに含まれているか確認する
  3. 選んだ事業者に申込む
  4. 事業者による開通工事
  5. 光回線の開通

ステップ1:光回線の事業者を選ぶ

光回線事業者は、自宅とISPを繋ぐ役割を担っています。

回線事業者との接点
自宅とISPを繋ぐ役割を担っています。

ISP [ Internet Service Provider ] とは、インターネットに接続するためのサービスを提供している事業者のことです。(光回線事業者とは別物と覚えておきましょう。)

光回線の恩恵を受けるには、回線を提供している光回線事業者に申込む必要があります。
この事業者は、NTTやケーブルテレビ、携帯キャリア会社など国内に多く存在しています。

まずは、申込みをして手続きを済ませる必要がありますが、申込む前と後のどちらでもいいのでステップ2を必ず確認するようにして下さい。

ステップ2:光回線の提供エリアに含まれているか確認する

申込み先が決まったら、開通場所(自宅や職場)がその事業者の光回線提供エリアに含まれているか確認しましょう

というのも、各事業者ごとに対応エリアが異なる可能性があるためです。
開通した後に、「実は非対応エリアでした…」なんてことにならないためにも、事前に問い合わせて確認しましょう。

もしくは、申込みをする前に開通場所の住所を伝え、光回線の対応エリアに含まれているか聞いてみましょう。

ステップ3:選んだ事業者に申込む

次に、対応エリアの確認が済んだら申込みをします。

各事業者には、それぞれ個性ある料金プランが用意されていますので、あなたが希望する条件に合った事業者・料金プランを選択するといいと思います。

例えば、携帯キャリアが提供している光回線を申込むと、スマホとセットで割引するようなサービスを展開している場合もあります。

また、各社が出している回線速度の表記はベストエフォードの場合がほとんどです。

ベストエフォードとは?

「常に表記されている最大通信速度が出るわけではなく、可能な限り努力した速度を出します」という意味なので、通常利用する時の通信速度は少し下がります。

ステップ4:事業者による開通工事

初めて光回線を使う場合は、近くの電線から光ファイバーケーブルを引き込むための工事が発生します。
各社によって異なりますが、工事費用は約2万円ほど掛かりますので覚えて起きましょう。

また、事業者によっては、回線を引き込まないタイプ(工事不要)のサービスもあります。
ただし、工事不要だし便利そうという理由だけで選んではいけません

理由は、直接回線を引き込む場合と比較する速度や安定感が劣るためです。
簡単に導入できる分、途中解約金が発生するかを調べて検討する必要があります。
どうしても工事できない事情がある場合に選択すると良いと思います。

ステップ5:光回線の開通!

最後に、無事に工事が終われば光回線が開通します。
後日、申込みをした事業者からお知らせが届くと思います。

期間は、申込みから開通まで約3〜4週間で完了するところが多いようです。
もし、年末年始や繁忙期に申込む場合は更に伸びる可能性があるので考慮しておきましょう。

まとめ

今回は、光回線の申込み時に注意する点や開通までの期間についてご紹介しました。
改めて下記にまとめたいと思います。

  • 事前に確認:光回線の対応エリアを確認する
  • 申込み時に確認:契約期間や解約違約金の発生有無
  • 光回線の速度:ベストエフォード(常に最大値が出るわけではない)
  • 工事費用:約2万円(各事業者ごとに異なる。要確認)
  • 申込み〜開通までの期間:約3〜4週間(時期によって前後)

また、携帯キャリアの光回線を選ぶメリットも存在します。

本記事でも触れましたが、光回線が開通しても直ぐにインターネットに繋がるわけではありません。
別途、ISP事業者とも契約することで初めて利用することができるようになります。
気になる方は、ISP事業者についてまとめた記事も合わせてご覧下さい。

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