インターネットに接続するためには、回線事業者だけでなく別途ISP(Internet Service Provider)と契約する必要があります。
現在、ISP事業者は数多く存在するため何処と契約すればいいのか迷う方も大勢いらっしゃると思います。
この記事では、ISPの役割と契約する上で確認すべきポイントをまとめていますので是非御覧ください。
ISPの役割とは
ISPは、インターネット接続事業者のことです。(別名:プロバイダと呼ばれています。)
イメージとしては、インターネットの入口的な役割を担っており、普段私たちは契約しているプロバイダを経由してインターネットに接続しています。
インターネットを使うためには、回線事業者とISPの両方と契約する必要があり、どちらか片方だけではインターネットを利用することはできません。
ISP事業者ごとの違い
国内のISP事業者は、有名な会社もあれば参入したばかりの新しい会社など数多く存在しています。
そのため、その中から1つを選ぶ際に「何を基準に選べばいいのか」「何処と契約しても同じではないのか」など選択に迷われる方もいると思います。
基本的に、「インターネットに接続するサービス」だけで良ければ何処と契約しても大差ありません。
ただ、選択に迷われた方は、これ以外の付帯サービスに着目すると各社それぞれ差別化されているため決めやすくなります。
重要ポイントはここ!
それでは、何処に着目して選べば良いのか、1参考として以下を確認してみて下さい。
料金プラン
プロバイダ単体では、基本1000円〜2000円の料金プランが多いです。
携帯キャリアでは、光回線とプロバイダが一体型となった料金プランが用意されています。
このプランを選択すればISPに迷うことがなくなりますので、それぞれ契約することが大変だと思われる方は、この一体型は魅力的かもしれません。
参考までに、携帯キャリア3社の料金プランのリンク先を掲載します。
docomo:ドコモ光
au:auひかり
SoftBank:Yahoo! BB 光 with フレッツ
安定性
大切なことは、「インターネット接続が切断されない、通信速度が遅くならない」ということです。
例えば、ISP事業者の規模に対して利用者数が多いと回線が混雑します。
すると、通信速度や安定性が低下する恐れがあります。
サポート体制
例えば、利用を開始してインターネットに接続できないなどトラブルが発生したとします。
その際に、サポートに問い合わせて解決を図ることがあります。
この時、直ぐに対応して貰えることが大切なので、契約する前にサポート体制について確認するといいでしょう。
契約する時に注意したい点
契約する際は、次の点に注意が必要です。
各社プランの中には、契約期間が決まっているものもあり、途中解約すると違約金が発生する場合があるので注意が必要です。
契約期間は、2年や4年と決まっており期限1ヶ月前になると自動更新される場合が多いようです。
そのため、契約時に解約する際の手続き方法についても合わせて確認しておくのが良いでしょう。
ただし、契約期間の縛りについては悪いことだけではありません。
というのも、契約期間が決まっていることで毎月の支払いが安くなるよう各社プランを練っているからです。
まとめ
ISPとは:インターネット接続事業者(プロバイダと呼ばれている)
ISPの役割:インターネットに接続するサービスを提供
各社の違い:大差なし(オプションサービスで差別化を図っている)
注意点:途中解約時の違約金の有無
今回紹介した以外にも各社様々な料金プランが用意されています。
最初は、聞いたことあるISPを調べて比較されるのも参考になるかと思います。
また、回線事業者との契約についても合わせてご覧下さい。